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成年後見

老後や障がいについてお悩みのかたへ

こんなことでお困りではありませんか?

遠くで暮らしている親たちが最近衰えてきているようで心配です。なにか利用できる制度はありませんか?

歳を取ってから、使うはずもない高額な布団や健康食品などを頼まれるとついつい買ってしまいます。今後のことが心配です。

障がいを持った子どもがいるのですが、私が死んだあとの子どものことが心配です。

 

成年後見制度が利用できます。

成年後見制度とは、判断能力が不十分になった高齢者や障がい者の方々のために、
法律面や生活面で保護したり、支援したりする制度です。
 

成年後見開始の申立てをおこなうと、
家庭裁判所がそのひとの判断能力の程度に応じて「成年後見人」などを選任します。
 

成年後見人は、そのひとの意思や自己決定権を尊重しながら、そのひとの財産を管理したり、
からだの監護のために必要な契約を代わりに結んだりします。
 

財産を管理するということは、そのひとに代わって、
預金通帳や不動産権利証などの重要な書類を預かり、そのひとのためになるように守るということです。
 

定期的に不動産を見回って、補修の必要があれば補修したり、
そのために必要な費用を預かっている財産から適切に支出したりすることも成年後見人の仕事です。
そのひとが判断能力の低下のために購入してしまった高額な商品などについての契約を本人に代わって取り消すことなども行います。

 

また、そのひとの健康状態を保つための介護保険の申請や、
代理人として行う介護サービス契約、施設入所契約の締結なども成年後見人の業務です。
 

司法書士は、家庭裁判所への成年後見開始の申立て書類の作成や、その後の成年後見人への就任などの業務をおこなっています。
くわしくは、お近くの司法書士にご相談ください。

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